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先ず実際にベンチャー企業を立ち上げた起業家の話として、「スピンオフベンチャーを起業して」と言うタイトルで、ユーフォニック・テクノロジー(株)代表取締役社長高見沢一彦氏が講演した。
同社は(株)リアルビジョンとNEC システムテクノロジーの共同出資によるスピンオフベンチャーで、2つの親元の異なる特性を活かした起業スタイル。スピンオフベンチャーとしての利点を活かし、起業リスクを大きく低減。ベンチャーの連携を核に大企業〜官公庁〜大学〜投資家の間で人材の大還流が起こる事を目指すとのこと。 |
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次いで、IPセミナーの本題に入り、阿部・井窪・片山法律事務所の弁理士廣瀬隆行氏が「知財の戦略的活用法」と題して講演した。
ベンチャー企業が特許も取らずに大手に技術を売り込みに行きすぐ真似された、他人の特許を無断で製品化し、莫大な損害賠償(例えば75億円)を請求され倒産した(賠償額は権利者の売上高で決まる)と言う例が紹介され、特許の怖さ、知的財産戦略の重要性を訴えた。 |
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金沢大学知的財産本部長の吉国信雄氏は「大学の知財との付き合い方」と言うタイトルで講演され、大学にとって特許は産業界との共通言語、産業界との真の対話ができる道具だ。企業と違うのは、特許を保有するだけで実施しなければ大学にとっては意味が無いということ。大学は自己実施できないので研究成果を企業に実施してもらって初めて意味を持つと指摘し、大学とベンチャー企業の連携の必要性を強調した。 |
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第2部は「起業実務セミナー」〜 実際に起業する上でどのような作業を行うのか?〜と言うテーマで
次の2つの講演が行われた。 |
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最初は(株)テルミナス・テクノロジー代表取締役社長の小倉直志氏が「半導体ベンチャーを日本で起業したときに気を付けたこと、やるべきだったこと」と言うタイトルで講演した。
小倉氏はNECでLSIの開発に従事していたが、1999年に同社を辞めて会社を設立、その実体験に基く具体的な話が中心。
即ち、極力円満退社すること、企業秘密/特許などで後々トラブルにならないように気をつけることなどを強調。やめるタイミングは任されている仕事が綺麗に終わりそうで、且つ起業の準備が終わりそうな時期を選ぶこと。
さらに、資金の準備、事務所選び、銀行口座の選定、登記事務、オフィス家具選び、設計環境の構築など細部に亘る具体的な話が一杯、起業を検討中の人には大いに参考になる内容だった。 |

第3回起業塾で講演する小倉氏 |
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次いで「起業の方法〜これだけは知っておきたい成功への基礎知識〜」と題して中央青山監査法人社員で株式公開部公認会計士の飯畑史朗氏と中央青山PwCコンサルティング(株)ビジネスサポート部アカウンティングサービス部長の関一則氏が講演、
はじめに成長戦略としての株式公開について、株式公開の目的、株式上場の実質基準、株式公開準備、株式公開に向けた意識の転換などの説明があり、次いで起業の方法−会社設立のプロセスとポイント−についての説明に移り、起業分野の調査(参入市場の分析、成長性分析、自己分析、etc)事業計画書の作成(企業理念、事業コンセプト、販売計画、生産計画、開発計画etc)、資金調達の方法(設立前、設立後)アウトソーシングの有効活用(具体的なアウトソーシング業務と受託会社例)などの起業実務の詳細の説明があった。 |
以上で3回に亘る起業塾セミナーは終わり、JASVA内に設置される半導体ベンチャー創業支援チームが
ベンチャー起業に関する相談に応じる事になっている。相談したい場合はsupport@jasva.org
にメールすれば
支援チームスタッフが対応する事になっている。
相談料は無料だが、相談内容によっては専門家による有料相談もある。
詳細はwww.jasva.org にアクセスを。 |
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