| 開催日時 | 題 目 ・ 講 師 | 会 場 (ネット配信先) |
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| 第28回 | 2月9日 18:00-20:00 |
●「電子デバイスにアートを導入した世界初のユニークベンチャー」 講師:アータライブ代表取締役 高橋歩氏 レポート |
神田明神会館 |
| 第29回 | 4月15日 18:00-20:00 |
●「様変わりする半導体市場 〜日本企業が推進するSoC戦略は正しいのか? そして迫り来るリセッションにどう対処しなければならないのか?」 講師:アイサプライ・ジャパン(株)代表取締役 豊崎禎久 氏 レポート |
神田明神会館 (大阪会場) (福岡会場) (個別配信) |
| 第30回 | 6月24日 18:00-20:00 |
●「急拡大する最新FPD市場展望〜テレビ市場の動向を交えて〜」 講師:(株)テクノ・システム・リサーチ レポート マーケティング・ディレクター 林秀介氏 |
神田明神会館 (大阪会場) (福岡会場) (個別配信) |
| 第31回 | 10月6日 18:00-20:00 |
●「SoC化が進展する半導体市場におけるマイコン事業戦略」 講師:(株)ルネサステクノロジ マイコン事業部 事業部長 武部秀治氏 レポート |
日本教育会館 |
| 第32回 | 12月21日18:00〜20:00 |
●「ITRS RoadmapとLithography」 講師: 潟jコン 精機カンパニー 開発本部 第一開発部 主幹技師 亀山雅臣氏 レポート |
日本教育会館 |
| 2004.2.9 第28回 アクションセミナーレポート JASVA通信35号に掲載 | |
| 『電子デバイスにアートを導入した世界初のユニークベンチャー』 アータライブ代表取締役:高橋歩氏 |
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| 第28回JASVAアクションセミナーは2月9日東京の神田明神会館において開かれました。 講師は妙齢の美人社長のアータライブ代表取締役:高橋歩氏にお願いして「電子デバイスにアートを導入した世界初のユニークベンチャー」について講演して頂きました。 |
![]() アータライブ代表取締役 高橋氏 |
| 「概要」 アータライブ社は無名の若手作家、アートを真剣に志す若者などの作品を一堂に展示する公募展示会を定期的に催している。 そのひとつFree ART Free Exhibitionは出展者の経歴、活動ジャンルを一切問わず一般公募するもので、審査なしで応募された作品は全て展示発表するもの。作品は25センチ四方の小さなもの。 もうひとつのT-CREATION展ではTシャツを自由にクリエイトする公募展でこちらも年齢、経歴、活動ジャンルを問わず、応募された作品は全て展示発表するもの。 当社はこの公募展に集まったアーティストをメンバーとし彼らの個性、感性を新しいアートのコンテンツとして提供している。同社に登録しているアーティストは約1000名。アーティスト一人一人から随時生まれる多種多様な素材から成るコンテンツの提供先はコモディティ商品からファッション、インテリア、建築、アドバタイズメントに至るまで広がっている。 そして最近では電子デバイスにまでその適用先を広げている。 例えばミニディスク(MD)。パッケージとMD本体にコンテンツを提供し他社製品との差別化ができて売上が伸びた(TDK社)。VHSビデオテープにも適用している。半導体デバイスではフラッシュメモリ(64KB)に適用した例がある。フラッシュメモリの包装パッケージにアートを適用し、他社製品との差別化を図り売り上げ増に効果があったとのこと。これらの製品や包装に工業デザインではなく、アートを適用するところが極めてユニークで製品の差別化の有効手段ひとつである。 |
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同社は若手無名アーティストをうまく使い、若い感性と豊かなアートコンテンツを各方面に提供するというビジネスモデルを確立している。提供を受ける企業側とっては安いコストで斬新なアートのコンテンツが手に入るし、アーティストにとっては自分の作品の発表の場があることに喜びを見出している。高橋さんはなかなか食っていけないアーティスト達を何とかしたいという考えでこのビジネスを考えた。イタリアに数年間滞在して、日本にはアートのインフラが無いことを痛感したことも起業の一因とのこと。 |
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| 2004.4.15 第29回 アクションセミナーレポート JASVA通信36号に掲載 | |
| 『様変わりする半導体市場 〜日本企業が推進するSoC戦略は正しいのか? そして迫り来るリセッションにどう対処しなければならないのか?』 講師:豊崎禎久 氏 (アイサプライ・ジャパン(株)代表取締役) |
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| 第29回JASVAアクションセミナーが2004年4月15日18時〜20時、神田明神会館にて開催され、アイサプライ・ジャパン(株)代表取締役豊崎禎久氏による講演が行われました。演題は「様変わりする半導体市場〜日本企業が推進するSoC戦略は正しいのか?そして迫り来るリセッションにどう対処しなければならないのか?」というかなり刺激的なものでした。講演内容の概略は以下の通りです |
![]() アクションセミナーで講演する 豊崎禎久氏 |
| ★2003年の世界半導体市場の状況 まず世界半導体市場での2003年の売上ランキングの紹介があり、前年より順位を上げたメーカーと下げたメーカーがあると指摘。ランキングを上げたところでは上位20社の中では松下、ソニー、シャープ等の自社内デジタル家電向け需要の多いメーカーが目に付く。 地域別の半導体市場規模は2002年から2003年にかけて日本市場が再び米国市場を抜いて、アジア・パシフィックに次いで世界第二の市場となった事が注目される。ちなみに2003年における地域別シェアはアジア・パシフィック39.9%、日本23.3%、米国20.1%、欧州16.7%である。2003年のファンドリー企業のランキングでは1位のTSMCから6位のTIまで順位は変わらないが、新たに中国のSMICが7位にランクインしたのが注目される。 ★半導体市場を牽引するもの 2004年にはデジタル家電、ネットワーキング/有線通信、無線通信、コンピュータ/周辺装置の全てのセグメント分野で成長が回復する。2004年の世界市場でのデジタル家電の伸びは約6%、無線通信及びコンピュータ/周辺装置の伸びは約10%が予測されている。 同年のネットワーキング/有線通信分野が過去数年にわたるマイナス成長からプラス成長に転ずると予測され注目される。 デジタル家電ではデジタルフラットTVが好調でハイビジョン市場もようやく立ち上がった。2004年4Qにおける液晶TVの世界市場での出荷台数は約275万台の水準になる。DVDプレーヤ、DVDレコーダー、セットトップボックス、デジタルスチルカメラ等の数量の伸びは二桁の好調が持続する。 自動車エレクトロニクスもしばらくの間8%前後の堅調な伸びが見込まれる。医療エレクトロニクスではヘルスケアサービスの需要が引き続き好調。設備投資が製造部門とR&D部門で好調なため、これに乗じて産業エレクトロニクスが好調である。 また、防衛/航空宇宙産業エレクトロニクスがテロの横行などを背景に急上昇しているが、民間航空の回復は遅れている。 ★迫り来るリセッション:最新の半導体市場予測 グローバルな半導体市場の成長率は2003年〜2008年の平均で9.6%/年と予測。2004年は19.8%と高い伸びが期待されるが、2005年は13%にまで伸び率が低下する。そして、2006年は次のリセッションが起こると予測され、伸び率はほぼフラットの1.7%を予測。但し今のまま大規模設備投資を続けるとさらなる深い谷が待っていると警告。製品別の半導体市場予測ではメモリ(DRAM,SRAM,フラッシュ)、マイクロ(MPU,MCU,DSP)、ロジックIC、アナログ、ディスクリートなどの製品群はすべて2004年に成長率のピークがきて2005年から伸びが鈍化すると予測(数値は省略)。オプトは2003年が一番高い伸び(35%)で、2004年〜2005年は伸びが急激に鈍化すると予測される。 ★ASIC市場予測と日系半導体メーカーの問題 アイサプライでは新定義によるASIC市場予測を行っており、2003年の伸びの実績3.7%に対し、2004年は13%の伸びを予測。2005年には8.6%に低下しその後微減もしくは横這いと予測した。 新定義ではDSP ASICs、Logic ASICs、Analog ASICsに分類され、2004年はASIC市場の構成比はLogic ASIC 65%、DSP ASIC18%、Analog ASIC17%となっている。 ASIC市場には標準製品の時代が到来し、ビジネスモデルが変化するが、日本企業は相変わらず「カスタムSoC 型ビジネス」を展開している。欧米企業あるいは韓国、台湾の企業は「ASSPSoC型ビジネス」へ移行している。 ASICの世界において巨額の投資をして稼げるアプリケーションは4つしかないが、そこに日系企業がカスタムソリューションを掲げて殺到している。このままでは多くの企業が立ち行かなくなり欧米企業やアジア企業にM&A される恐れがある。またMCU市場を捨ててSoCをやろうする動きがあるが、せっかくの高いシェアを捨てるのは問題である。 |
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豊崎氏の話では数年後には日本の半導体企業は殆ど消滅するように聞こえるが、との会場からの質問に対して、日本メーカーの利益の低さが指摘され利益を追求する経営システムが日本にはないとの指摘があった。 日本メーカー同士が価格競争しシェア争いを繰り返している。何故欧米やアジアと戦わない?今のように利益が少ない状態が続けば投資もできず競争力が低下するのは必至である。 豊崎氏はLSIロジック社に在籍していた時の経験から日本メーカーはとにかく安く売る、工場を埋めるために安く売る、価格をコントロールする機能が無いとも指摘した。米系メーカーではマーケティングからエンジニアリングを経由して経営トップに情報が流れるシステムだが、日本は両者から経営トップに情報が流れ、且つ専門知識を持ったスタッフ陣がほとんど無きに等しく的確な経営判断が出来ないでいる。 短期的に見れば今はデジタル家電中心に需要が盛り上がっており日本メーカーが有利である。 この時期に将来を見据えた事業戦略を立てる事が肝要である。 |
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| 2004.6.24 第30回 アクションセミナーレポート JASVA通信39号に掲載 | |||
| 『急拡大する最新FPD市場展望〜テレビ市場の動向を交えて〜』 講師:林 秀介氏 (株)テクノ・システム・リサーチ マーケティング・ディレクター |
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| 2004.10.6 第31回 アクションセミナーレポート JASVA通信42号に掲載 | |||
| 『SoC化が進展する半導体市場におけるマイコン事業戦略』 講師:武部 秀治氏 (株)ルネサステクノロジ マイコン事業部 事業部長 |
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| 最初にルネサステクノロジの紹介として会社概要、企業理念、企業ビジョン、半導体業界におけるポジ ションなどが示された。(株)ルネサステクノロジのマイコンのポジションはトータルMCUで世界市場の21.4% のシェア、フラッシュ内蔵MCUでは32%のシェアを有し、共に世界1とのこと。)次いでユビキタス時代の マイコン市場動向について詳細な説明があり、この中ではユビキタス時代のパラダイムシフトとしてメイン フレーム・PC主導からヒューマン・フォーカスへとシフトしていることを説明。 また、SoCとMCUの市場推移、分野別市場の比較、市場規模の見通し、等の説明の後、車載用マイコン の使用例(カローラクラスで1台当たり30個、セルシオクラスで1台当たり100個以上のマイコンを搭載)、 家電分野でのマイコン使用例(冷蔵庫、全自動洗濯機、アナログTV/デジタルTV、小物家電)の解説が あった。 次に、マイコンのビジネスモデルを小規模マイコン(8/16ビット)、中規模マイコン(16ビット)、 大規模マイコン(32ビット)毎に異なることを集積度と売上高、応用機器の数との関連から説明、重要技術 インフラ(販売インフラ、応用インフラ、設計インフラ、製造インフラ)の共用が鍵だが、ビジネスモデルごとに プライオリティが異なることを指摘した。 ユビキタス社会で求められる数あるキー技術の中で、セキュリティ技術/コネクティビティ技術及び開発 環境/顧客技術サポートについての説明があった。コネクティビティ技術ではホームネットワークの例が 紹介され、Ethernet、電力線通信、無線LAN、ZigBee等が例示された。 セキュリティ技術では階層構造モデルが紹介されHighレベルセキュリティ(国際的な認証が必要な世界) の例としてはICカードがあげられた。Middleレベルセキュリティ(独自暗号化・認証システム)では、 バッテリー認証を例に説明された。標準レベルセキュリティ(世界標準暗号方式)ではコンテンツ保護、 不正コピー防止が例としてあげられた。このほか独自レベルセキュリティとして、内蔵メモリ内の独自 データプロテクト方式がある。これは標準レベルに拡大する可能性がある。 最後に、開発環境・顧客技術サポートのルネサスマイコンの場合の紹介があり、インターネットによる サポート強化が紹介された。 業界最大手によるプレゼンであり、マイコンの市場技術を総括する内容の講演であった。 |
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| 2004.12.21 第32回 アクションセミナー JASVA通信45号に掲載 | |
| 『ITRS RoadmapとLithography』 講師:亀山雅臣氏 (株)ニコン 精機カンパニー 開発本部 第一開発部 主幹技師 |
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| 日本半導体ベンチャー協会(JASVA)主催、 第32回アクションセミナー開催のご案内をお送りします。 今回は(株)ニコン 精機カンパニー 開発本部 第一 開発部の亀山雅臣氏に最新の国際半導体技術 ロードマップ(ITRS)についてご講演いただきます。 ITRSは欧州のESIA、日本のJEITA、韓国のKSIA、台湾 のTSIA、米国のSIAによって共同で支援されており、 今後15年間にわたる半導体産業の技術ロードマップを 取り扱い、研究機関および業界では信頼性ある指針 として利用されています。 その最新のアップデートを、ITRS委員会(Lithography) の亀山氏に、特にリソグラフィを中心にご説明いただき ます。 講演概要は以下の通り: |
![]() アクションセミナーで講演する (株)ニコン 精機カンパニー亀山 雅臣氏 |
| International Technical Roardmap for Semiconductor(ITRS)は、半導体製造技術分野において 日本に追いつくための開発促進を目的に、米国内で1992年にNTRSが発表された事に端を発する。 1998年世界半導体会議における日米トップ会議を経て1999年よりInternational VersionのITRSが 発表されるようになった。 ITRSの目的は半導体産業の遅滞無い発展を目的としたターゲットの設定であるが、実体は半導体 デバイスメーカ(大手中心)のWish Mapとなっている。最近は半導体エンドマーケットに出したい製品を 示しこれを受けてITRSを考える動きが出て来た(Cf:NEMI Technology Roardmap)。 国際組織であるIRC(International Roardmap Commitee)においてITRSが作成される。 先ず、ORTC(Overall Roardmap Technology Characteristics)において、あるべき姿が示され、 達成のために必要な技術を13のChapterにブレークダウンする。13Chapterはシステムドライバー、 デザイン、テスト、フロントエンドプロセス、リソグラフィ、パッケージング、等から成る。 今回はこの内のリソグラフィワーキンググループの国際的な体制と国内の体制について紹介があった。 ITRS2004版の具体的な内容はリソグラフィに絞って紹介された。 従来のArF技術は解像力を伸ばすあらゆるトリックが使われており、延命の余地は少ない。 ArFの後継として期待されているF2は1997年に提案され、2003年に技術開発は完了した。 露光装置の量産装置は各社とも作れる段階にあるが、レジストが未だ使えるものが無い。 ケミカルコンタミネーション等の懸念がありインテルなどはこの技術を使用しないことを表明している。 次いで液浸リソグラフィ技術に関する詳しい解説があった。同技術は解像度とDOFの両方に有効な技術 である。 ArFドライとArF液浸及び、F2ドライとF2液浸について有効波長のデータを基に液浸の有効性を 強調。 ITRSの2001年版と2003年版に於けるリソグラフィリソグラフィの困難な技術課題 (短期:2009年≧50nmと長期:2010年<45nm)についての解説があり、短期、長期それぞれ5つの 課題が紹介された。レジストの課題、リソの計測技術の課題についても説明された。 まとめとして以下の指摘があった。 業界のコンセンサスは次はArF液浸であり、65nmノード、45nmノード共液浸か?NGLの導入は遅れそう 、開発息切れ懸念あり。CDユニフォーミティの確保が最大の課題。 リソフレンドリーデザインが必要(設計は嫌がっているがリソだけでは問題が解決できなくなる)。 計測は測定精度と速さの両立が課題。マスクは精度向上とコスト抑制の両立が課題。レジストは 短期的には楽観できそうだが、長期的には原理的な問題あり。 |
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