| 『福証Q-Boardに上場して』
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![]() 植木 一夫 氏 (株)ジェイエムネット代表取締役
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JASVA会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。 お蔭様をもちまして、当社、株式会社ジェイエムネットは、昨年11月25日に福岡証券取引所Q−Board市場に上場させていただきました。皆様の限りないご支援に対し、誌上をお借りして深く感謝申し上げますとともに、多くの株主様のご期待に添えますよう、尚一層気を引き締めまして社業発展に取り組んで参りたいと思っております。 当社は、平成7年3月、大阪市で設立されたベンチャー企業です。 平成7年10月に半導体製造装置に関するエンジニアリングサービス事業、平成8年9月にソフトウェアを中心としたIT事業を開始しました。 更に平成13年8月、福岡県のスコットランド産業調査視察団に参加したことを契機に、福岡県の提唱するシリコンシーベルト構想に参画するため、平成13年10月にシステムLSI事業を開始するとともに、平成13年11月に本社を福岡県に移転し、九州・福岡のベンチャー企業として、その事業化に努めて参りました。福岡に本社を移転した後、JASVA会員となり多くの企業・関係者の皆様と有意義な交流をはかることが出来、大変感謝致しているところであります。 今回敢えて福証Q−Boardを選択しましたのも今後、九州のベンチャー企業として「福岡からアジアへそして世界へ」という夢と希望を実現したかったからであります。 また今回の当社の上場が九州のベンチャー企業ならびに九州JASVA会員の皆様に新しい選択肢を提供することが出来ればこれ以上の喜びはありません。 飯塚会長の熱い情熱を受け誕生したJASVA会員として株式上場出来ましたことを何よりの誇りとし、また微力ではありますが九州の地で半導体ベンチャー育成に私も情熱を注いで参ります。 今後は、大学との連携による自社ブランドシステムLSIの開発・販売等の新しい事業分野にチャレンジして行きます。また中国をはじめとするアジア諸国と地理的に近いという福岡本社の利点を活かし、新たなビジネスモデルの構築も検討しています。 「福岡からアジアへそして世界へ、常にグローバルな視点で最先端のIT技術とサービスを提供し、創造的で希望溢れる情報社会作りに貢献する」という経営理念のもと、IT・半導体の総合エンジニアリングのリーディングカンパニーを目指し、株主価値の最大化を最高の経営ミッションとし社員一同邁進して参る所存ですので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 |
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![]() JASVAマガジンVol.17表紙 2005.Winter |
巻頭言 「福証Q-Boardに上場して」 詳細 植木 一夫(株式会社ジェイエムネット 代表取締役) 特別レポートT 「社団法人日本半導体ベンチャー協会」設立総会開催 〜社団法人設立許可申請へ〜 JASVA事務局 特別レポートU 2005年の半導体市況を探る 〜−9%成長から一転、06年は上昇気流に〜 JASVA事務局 松下 晋司 ●ベンチャーはこの技術で勝負する 第11回 「アーズ株式会社」 アーズ(株)代表取締役 佐藤光 VCからの手紙10 ●創業時の事前準備のすすめ 第1話「顧客の十二分な事前理解」 三井住友海上キャピタル(株)投資開発部 次長 堤 孝志 New Member's Greeting (株)シスウェーブ、日本エレクトロプレイティング・エンジニヤース(株)、 大丸興業(株)、(株)ジーダット、(株)エムディアイ、 ケーイーシーコーポレート(ケーイーシージャパン(株)) (株)メガチップスLSIソリューションズ、(有)リニアデザイン、横浜市 Information イベントスケジュール |
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![]() JASVAマガジンVol.18表紙 2005.Spring |
巻頭言 「JASVAへの新たな期待」 詳細 前口賢二(半導体産業研究所 所長) 特別レポートT 「JASVA社団法人によせて」〜 何のための戦いか 社団法人日本半導体ベンチャー協会 会長 ザインエレクトロニクス株式会社 代表取締役社長 飯塚哲哉 特別レポートU 平成17年度の事業展開と今後の活動 社団法人日本半導体ベンチャー協会 事務局長 釜原紘一 JASVA法人化を祝して JASVA最高顧問 垂井康夫 ●ベンチャーはこの技術で勝負する 第12回 「吉川アールエフシステム株式会社」 吉川アールエフシステム(株) 営業部マネージャー 川島裕嗣 VCからの手紙11 ●創業時の事前準備のすすめ 第2話「競争環境の把握」 三井住友海上キャピタル(株)投資開発部 次長 堤 孝志 New Member's Greeting アライアンス・コア(株)、ギガヘルツテクノロジー(株)、ソナック(株)、 (有)イーエイチクリエイト、(株)テクノベイツ、(株)シキノハイテック (株)1021テクノロジーズ、ケイレックス・テクノロジー(株)、 クォークシステムズ(株) Information イベントスケジュール |
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| 『JASVAへの新たな期待』
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![]() 前口 賢二 氏 半導体産業研究所 所長
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会員の皆様および関係者の皆様のご努力によって新たに公益法人として 再出発する(社)日本半導体ベンチャー協会(JASVA)に対して心よりお祝いを 申し上げます。 半導体産業は今、大きな変革期を迎えつつあります。 半導体製造技術・装置や設計技術・ツールの普及が進んでファンダリー製造 会社、ファブレス設計会社の企業がアジアで増えてきました。 また、半導体のアプリケーションもPC中心から携帯、そしてデジタルコンシュ ーマや車と多様化してきました。 ある見方としては、半導体産業も成熟してグローバル化してきたと見ることも 出来ます。 一方、微細化(シュリンク)を進めることによって、LSIの性能を上げる、LSIの コストを下げる、結果として新たなアプリケーションの広がりをもたらすという 従来の半導体成長モデルは明らかに大きな壁にぶつかっています。 スケーリング則に沿って素子を微細化しても素子の性能は上がらず、消費 電力は下がらず、チップコストも下がらないケースが増えて来ています。 製品開発面では、微細化が進み1チップに集積する素子数が増えるとともに、 開発に要する設計負担、特に上流のシステム設計およびソフトウエア設計 に要するリソース負担が大きくなり過ぎています。 この課題をセット側、半導体側共に共有して、何らかの解決策を出す必要が あります。 メモリやMPUに代表される汎用型の製品と、ASSPやASICに代表されるSoC 製品では異なるビジネスモデルが求められています。 アジア各国ではファブレス・ファウンダリイの水平分業型モデルが国家の 後押しを受けて主流となっています。 現在の日本との対比論は別な機会に譲るとして、日本には新たなアプリケー ションを創出できるセット企業、内部に強いLSI設計力を持つセット企業、 プロセス・設計連携を特徴とするIDM型半導体企業、世界的にも強い技術力 を持つ半導体装置・材料企業が揃っています。このような環境にベンチャー 企業が加わった形での新たなバリューチェーンモデルを創出したいものです。 日本の強みとする半導体産業インフラを活用したベンチャー企業、日本の強み を活かしつつグローバルな競争力をもつベンチャー企業の育成に対するJASVA への期待をあらためて述べさせていただきます。 |
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| 日本半導体ベンチャー協会誌 JASVAマガジン Vol.19 Summer.2005 | ||
![]() JASVAマガジンVol.19表紙 2005.Summer |
巻頭言 「ご挨拶ーSEMIジャパン代表就任にあたり」 熊谷 多賀史(SEMIジャパン 代表) 詳細 特別レポート 「設計・ファブレスのみがベンチャーにあらず 製造装置業界に挑むつわものたち」 ●ベンチャーはこの技術で勝負する 第13回 「サイエンステクノロジー株式会社」 サイエンステクノロジー(株) 代表取締役 吉村 俊秋 VCからの手紙12 ●投資検討に関するベンチャーキャピタルの基本的な アプローチについて ワークス・キャピタル(株) 取締役パートナー 鈴木 健二 New Member's Greeting (株)ピクセラ、アリスト エレクトロニック デザイン アソシエイツ(有)、 (株)イー・セル、(株)チップワンストップ、センサーコントロールズ(株)、 丸文(株)、(株)アドバンテスト、緑屋電気(株)、(株)レグラス Information イベントスケジュール |
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| 『ご挨拶ーSEMIジャパン代表就任にあたり』
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![]() 熊谷 多賀史(クマガイタカシ)氏 SEMIジャパン 代表
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このたび、SEMIジャパンの代表に就任いたしました熊谷と申します。JASVA会員の皆様に本誌上をお借りしてご挨拶申し上げます。 SEMIは、1970年に米国で設立された半導体・FPD関連製造装置・材料産業をコアとする工業会組織です。米国カリフォルニアに国際本部があり、SEMIジャパン、SEMIチャイナといった支部を世界11ヶ所に持つグローバルな組織です。 中でも日本は、北米についで会員企業数が多く、重要な役割を担っています。日本での活動の代表例ともいえるSEMICON Japanは、いまやSEMICON Westを凌ぎ、この業界では世界最大規模の展示会に育っております。 これはひとえに日本の会員各社を中心とした日本の半導体製造ならびに関連産業の裾野の広がりと技術レベルの高さによるものです。 しかしながら変転極まりない今日の市場環境の中で、今後とも日本の産業が永続的に発展し続ける保証はありません。 特に半導体やFPDの分野においては、既に成長から成熟に転じたかの感のある欧米諸国や、成長著しいアジアの近隣諸国との間でさまざまな関係を持ちながら、日本の企業は一層激しさを増す競争の中で生き残りをかけた戦いを続けていることは私が申すまでもありません。 一方で、資本と技術開発、さらには製造・販売の関係が国際的な分業や協業の中でめまぐるしく動いており、時には政治的な背景にも左右されるなど、今後の環境の変化には予断を許さないものがあります。 そういった厳しい環境の中で、半導体やFPDに限らず、今後の日本の産業の成功の鍵を握っているのがJASVAに集う、あるいはJASVAのネットワークを通じて結ばれた皆様なのではないでしょうか。 JASVAの会員の約一割がSEMIの会員でもあると聞き及んでおりますが、JASVAをきっかけとして発足し、また育った企業がそれぞれ成長され、半導体・FPDの分野で、あるいは他のさまざまな産業分野でしっかりとした事業を運営されるようになっていく状況の中でこそ、日本の産業の更なる活性化が進むのではないかと考えます。 本年より社団法人としての活動を開始され、去る5月30日に目出度く第一回の総会を開催されたJASVAが、今後会員の皆様のご努力によってますます活動を充実され、関係諸機関と連携強化をしていく中から、日本のベンチャーを育て、日本の産業の活性化と世界のものづくりをリードして行かれることを願ってやみません。 また機会あるごとにJASVAとSEMIジャパンとの情報交換や協業を進め、共々日本の国際競争力強化に貢献していきたいと考えております。 私事ではありますが、私自身も個人で起業するか、またはキャピタルの側でベンチャービジネスに携わりたいと思っていた時期もありましたし、将来いつかはそのような機会に遭遇することも視野にいれ、JASVAの活動から個人としてもさらに学んでいきたいと考えております。 本年もSEMICON JapanやFPD InternationalなどSEMIが主催・共催するイベントが数多く計画されておりますが、JASVA会員の皆様の積極的な参加を心からお待ちしております。 繰り返しになりますが、日頃のSEMIの活動に対する皆様のご協力に改めて感謝いたしますとともに、JASVAならびに会員各位のますますのご発展を心より祈念いたしまして、ご挨拶に代えさせていただきます。 |
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| 『FPDは革命真っ盛り、 ベンチャーの活躍するチャンスはうんと大きい』 |
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![]() 林 裕久(ハヤシ ヒロヒサ)氏 日経BP社FPD研究所 所長
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大型電気店に行くと液晶(LCD)テレビやプラズマ(PDP)・テレビの花盛りである。 すごい迫力である。価格はまだ高いが、JEITA(電子情報技術産業協会)によると、 国内向けテレビが出荷台数ベースで、5月単月でついに逆転、液晶52%、CRT(ブラ ウン管)43%になった。通年でも液晶、PDP、リアプロジェクションを合わせた薄型テ レビが、CRTを上回ると見ている。 ここまでくると「技術的にも進み、産業規模も大きくなりすぎ、もうやることが無いんじ ゃないか」、なんて話を最近よく耳にする。 筆者は、LSI(集積回路)、太陽電池、FPD(フラットパネル・ディスプレイ)などのデ バイスに関わる技術ジャーナリストになって、35年が経つ。この7月末に韓国、ソウル で開かれたFPDの国際会議「IMID 2005(International Meeting on Infor‐mation Display)」で講演するために、歴史を整理していて、こういった悲観論に「NO」を出す ある興味深い現象に気付いた。 FPDの世界では、革命と言ってもよい大きな出来事が、 何と10年周期で起きていて、しかもその革命の流れはまだ道半ばなのである。 1973年、電卓と電子腕時計が登場した。液晶の初めての応用製品である。モノクロー ムの数字表示である。この年フルカラーのPDP(走査線数120〜240本)が試作された。 「夢の壁掛けテレビ」という言葉が出た年である。10年後の1983年、2インチのTFT(薄膜 トランジスタ)カラー・ポケットテレビの試作が発表された。翌年商品化され、その後カー ナビや携帯電話、ゲームなどのCRTでは実現できない応用を創り出していく。同年、 SED(表面電界ディスプレイ)の研究がスタートしている。 次にCRT置き換えへの挑戦が始まった。その前夜ともいえる10.4インチTFTカラー液晶 の生産が1990年に立ち上がる。5000万台/年を超えるノートPC市場を創りながら足腰 を鍛え、モニターに挑む。1993年、初めてのPDPのカラーテレビ(21インチ)が商品化され た。液晶モニターは、立ち上がりから5年間倍々ゲームで伸び、7年目の今年、1億台/年 ある世界のCRTモニターをほぼ置き換える。 「夢」から30年、2003年を「壁掛けテレビ」元年と呼んでよい。この年薄型テレビ市場が 本格的に立ち上がった。翌2004年、SEDテレビ(36インチ)の試作が発表されている。 試作品だと今年、PDPで102、液晶で82インチが登場している。 では次の30年、何が起きるのか。CRTの殻を破ることは確かである。画面の大きさ、 薄さだけでなく、画質、消費電力などで革命が起きよう。例えば、LED(発光ダイオード) バックライトを採用した液晶は有望技術の一つである。 数100個のLEDをマトリクス状に配置し、1画面の中の暗い部分、明るい部分を動的に 制御する。蛍光体では表現できない色再現範囲を持ち、コントラスト比20万対1(3000cd /m2)の37インチのプロ向けモニターが最近商品化された。消費電力も劇的に減る可能 性がある。2010年に40インチで50Wを狙うところも出てきた。 82、102インチは畳2枚より大きい。「壁がテレビ」の時代も夢ではない。大きな鏡が、窓 ガラスが、ディスプレイになってもおかしくない。夢はまだこれから膨らむ。 世界レベルで見ると、今年薄型テレビは約1.5億台/年あるCRTの15%を置き換えたに 過ぎない。PCモニターより市場の立ち上がりは大きく、液晶だけでも2010年1億台を超 えると言われ始めている。 FPD産業の規模はLSIより20年遅れて同じ傾きで成長している。今年6兆円、2010年 13兆円になると見てよい。特筆すべきは部材コスト比率である。LSIの5%前後に対し、 液晶は75%に及び、もう一つ巨大な産業を創り出す。ベンチャーの活躍するチャンスは、 これからうんと大きい。 |
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