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| 日本半導体ベンチャー協会誌 JASVAマガジン Vol.24 Autumn.2006 |

JASVAマガジンVol.24 表紙
2006.Autumn |
CONTENTS 第24号 Autumn .2006
●巻頭言
「伝統的に豊かな創造性を活かした
知財の創造を!」
河合 章 (経済産業省特許庁 審判部第20部門
(半導体機器)審判長 詳細
●特別レポートT
「知的財産の戦略的活用法」
廣瀬 隆行 (弁理士)
●特別レポートU
「大学における知的財産活動の意義」
吉国 信雄 (金沢大学 知的財産本部長)
経産省を囲んで半導体ベンチャー支援
をテーマにした懇談会
JASVA事務局
中村修二博士講演 JASVA特別企画セミナー
「私の発明人生と日本ベンチャーに期待すること」
釜原 紘一 (JASVA事務局長)

●ベンチャーはこの技術で勝負する
第18回 「エイシップ・ソリューションズ株式会社」
−特定用途向きプロセッサASIP Meisterー
今井 正治(エイシップ・ソリューションズ株式会社 代表取締役CTO)
九州JASVA合同企業説明会
ザインエレクトロニクス株式会社 リソース開発投資部長
New Member's Greeting
日本電気真空硝子(株)、 デプト(株)、
(株)インターデザイン・テクノロジー
Information
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河合 章 経済産業省特許庁
審判部第20部門(半導体機器)審判長 |
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伝統的に豊かな創造性を活かした知財の創造を!
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河合 章(かわい あきら)氏
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1977年 通商産業省(現経済
産業省)特許庁入庁。
審査官、世界知的所有権機関
(WIPO)(ジュネーヴ)、
総務部国際課、
審判部第20部門(半導体機器)審判官、
特許審査第三部半導体集積回路室長、
特許審査第三部半導体機器審査長を経て、
2003年4月より審判部第20部門(半導体機器)審判長
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「松下もソニーもかつてはベンチャーだった。」とよく言われます。 「明日」の日本の産業を支えるのは、「現在」のベンチャーです。 そして、ベンチャーの競争力の源泉は、「ノウハウ」・「技術」であり、「知的財産」です。 市場における競争力は、提供する「製品」・「サービス」が如何に競合他社と「知的財産」により差異化できるかです。 この点は、半導体産業、半導体製造装置産業においても同じです。
知的財産に関しては、「知財立国」の実現のために、「知的財産推進計画」が策定されるとともに、各省庁により関連諸施策が順次実行され、日本が得意とする「ものづくり」に、日本人の伝統的な創造性を活かした「知」を融合させることにより、国際的な競争力を向上させるための取り組みが推進されています。 また、「知的財産推進計画」には、「知的財産」について、「創造」「保護」「活用」からなる「サイクル」を効率的に循環させることが重要であると謳われています。
そして、技術ベンチャーにおいては、新技術の「創造」が重要であり、その権利化は、製品化段階で協力する「大企業」との共同出願が望ましいと言われており、さらに権利の活用(「製品化」)段階では、「製品」から競合品を簡単に製造できないような「ノウハウ」を「特許権」とともに保持することも望ましいと言われています。
ここで日本人の創造性について考えますと、11世紀までに、大和言葉で書かれた「万葉集」、仮名文字で書かれた「古今和歌集」、紫式部の「源氏物語」が生まれており、欧州に先駆けること数100年です。 また、1543年に種子島にポルトガルから鉄砲が伝来した後40年ほどで、鉄砲を複製・改良するとともに3000人の鉄砲隊を「発明」しています。 さらに、明治維新以降の西洋技術の導入・咀嚼のため、先進技術を正確に表現する「日本語」として、「漢字」を組み合わせた膨大な「技術用語」が「発明」され、「殖産興業」に多大な貢献をしております。 現在多用されている外来語の「カタカナ」表記より高度な技術の吸収といえます。
その後、伝統的に高い創造性を活かし、日本人は、多くの「基礎的(基本的)」な発明をしています。 1985年に特許庁が選定した「自動織機」、「グルタミン酸」、「KS鋼」、「電波指向方式(八木アンテナ)」等の日本の十大発明は、それぞれ基本的な発明であり、事業化もされています。 最近では、MPU(嶋正利氏)、フラッシュメモリ(舛岡富士雄氏)、青色LED(赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏)等の基本的技術開発において、日本の技術者が多大の貢献をしています。
ところで、企業経営においては、「義は利の本なり。 利は義の和なり。」(春秋左氏伝)が基本です。簡単に言えば、「義」は「道徳」・「道理」であり、「利」とは「利益」です。 「義」を無視した利己的な利益追求では、企業の存在が社会に反するものとなり、「義」を尊重した企業活動の中で、結果として「利」が得られるのです。
したがって、ベンチャーは、伝統・文化に根ざした豊かな日本人の創造力を遺憾なく発揮し、「知的財産」の創造及び活用を進めるとともに、「利」を求めるに「義」を尊重した経営をすることが重要です。 今後も、JASVA会員の皆様が、創造性を活かした、競争力の源泉となる「知的財産」の創造により、明日の半導体産業・半導体装置産業を支える活力となることを願ってやみません。 (以上は、個人的な見解です。)
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| 日本半導体ベンチャー協会誌 JASVAマガジン Vol.23 Summer.2006 |

JASVAマガジンVol.23 表紙
2006.Summer |
CONTENTS 第23号 Summer .2006
巻頭言
「経営には、戦略思考を」
山口 増海 (株式会社フライ 代表取締役会長
「中国通信情報」 編集長 ) 詳細
特別レポート
「ベンチャーも挑むグローバル戦略、
グローバルマーケット」
〜市場は日米欧から中・露・ベトナムへ〜中国編
山口 増海 (株式会社フライ 代表取締役会長)
〜市場は日米欧から中・露・ベトナムへ〜ロシア編
南川 明 (株式会社データガレージ 代表取締役社長)
〜市場は日米欧から中・露・ベトナムへ〜ベトナム編
松下 晋司 (半導体産業新聞 編集局)

●ベンチャーはこの技術で勝負する
第17回 「株式会社インターテック」
−中古の半導体製造装置の究極の生産性を追及するベンチャー
株式会社インターテック 代表取締役 佐藤 和樹
九州JASVA合同企業説明会
ザインエレクトロニクス株式会社 リソース開発投資部長
New Member's Greeting
(株)トッパン・テクニカル・デザインセンター、ウインテスト(株)、
群馬県、 シンテスト・ジャパン、 サクセスインターナショナル(株)
(株)エヌ・イー・エス
Information
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山口 増海 株式会社フライ 代表取締役会長
「中国通信情報」編集長 |
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経営には、戦略思考を
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山口 増海(やまぐち ますみ)氏
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シャープ、京セラ、三洋テレコミュニケーションズを経て、現職。
シャープでは、テレビカメラをはじめ数多くの商品開発に取り組む。
京セラでは、電子部品の開発、戦略企画、テレビ会議システム、海外通信営業を担当。
三洋テレコミュニケーションズでは、中国業務総代表を務めた。
中国にPHSの種を植え、育て、先駆的な役割を果たした。中国の通信業界では、著名人である。中国通信業界、中央政府に友人、知人が多い。
日本の通信機器メーカー、電子部品メーカーの中国での成功を願って、プロモートに駆け回っている。
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ライブドアの堀江貴文氏が逮捕され、次いで村上ファンドの村上世彰氏が逮捕されました
。 今、戦々恐々としている人が、少なくないと思います。 堀江氏にしろ、村上氏にしろ、
自分がそれほど悪いことをしたとは、未だに思っていないでしょう。
スピード違反ぐらいにしか考えていないのではないでしょうか。 わたしもメーカー一筋に
歩いて来ました。 エンジニアであることを誇りに思ったものです。 仕事の苦しさの割には、収入面では報われませんでした。 しかし、新製品を世の中に
出す喜び、世界のトップを走っているという充実感を味あわせてくれました。
今のIT経営者、ファンド運用者は、拝金主義で、濡れ手に粟で、楽をして金儲けをして
いるように思われます。
わたしどもも、小なりといえど、気宇だけは、大企業に負けないようにやろう、少しでも世
の中の役に立とうと、金儲けにはならないことにも精を出しています。 中国通信情報の
月2回の発行などもその最たるものです。 残念ながら中国の通信情報を正確に、
タイミングよく流してくれる情報誌はありません。 それで自分で始めることにいたしました。
わたしどもは、香港サイエンスパークの日本代表事務所もやっております。 ここは、
建物・居室を安く貸与し、半導体の開発製造設備を時間貸しするものです。 単純に
いえば、からだひとつ行けば、その日からでも開発が出来ます。
香港は、半導体産業の育成、先端技術の取り組みを真剣に考えています。
これに生き残りを賭けています。 香港企業以外でも、条件が満たせば、入居できます。
優秀な企業、人材が、集い、育っています。 活気は、あのサンノゼ以上でしょう。
また、香港は法人税が17.5%。それに1回課税、相続税もかかりません。
今後のベンチャーは、大企業の庇護の下ではなく、自らの技術、開発力に磨きをかける
一方で、香港のように企業を支援してくれる施策を利用すべきではないかと思います。
香港は東アジア、南アジアに5時間以内で行けます。是非、一度ご検討してみてください。
問い合わせをお待ちしております。
京セラに勤務している折に創業当初の苦労話をいろいろと聞きました。 この時にも日本
企業は閉鎖的で採用してくれない。 このために創業者の稲盛和夫氏は、英語も話せない
のにアメリカに行き、何ヶ月もかけてフェアチャイルドに採用してもらいました。
アメリカでの実績をもとに日本企業で採用してもらったそうです。 今、同じことが出来るか
というと難しい話です。 日本企業は、日本というまずまずの市場があるゆえに海外にも
出ずに日本だけで生きてきました。 韓国などは、自国の市場が小さいために海外に
出ざるを得なかったのです。 日本にもこれからは、土足で踏み込んできます。
これからどう生き残りを見出すのでしょう。今後組む相手としても、市場としても、中国を
無視できないでしょう。 中国は、世界第1の半導体消費国になりました。
また事業経営には、戦略思考、これにかける時間、費用はかかせません。 しかし、
大手を含めて、戦略思考がないことに愕然とします。 これまでは、戦略がなくとも人間
関係だけで来られたように思います。 経営は、戦争です。 敵・味方の戦力、地形、武器
、人数、士気、輸送力、弾薬の数、天候、食料、兵の訓練、守るべきか、攻めるべきか、
士官の教育、同盟、謀略、そして戦略と考慮すべきことがたくさんあります。
殺すか、殺されるか、小であればあるほど、戦略が必要です。経営者は、社員に将来と
希望を残せるでしょうか。
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| 日本半導体ベンチャー協会誌 JASVAマガジン Vol.22 Spring.2006 |

JASVAマガジンVol.22 表紙
2006.Spring |
CONTENTS 第22号 Spring .2006
巻頭言
「”連携”で新たな展開を!」
志太 勤 (シダックス株式会社:代表取締役 会長
『e-連携フォーラム』:代表 ) 詳細
特別レポートT
「書を捨てて町に出よう」
〜予想もしないニーズとチャンスを求めて〜
JASVA事務局/ベンチャー支援組織「TSUNAMI」/日本ベンチャー学会
特別レポートU
「アナログ新時代とベンチャー企業および大学」(後編)
東京工業大学 大学院理工学研究科 教授 松澤 昭
特別レポートV
「日本半導体/FPDベンチャー年鑑2006発刊記念発表会」
〜経産省情報通信機器 横尾英博 課長 他4名が講演〜
JASVA 事務局 釜原 紘一

●ベンチャーはこの技術で勝負する
第16回 「株式会社チップワンストップ」
株式会社チップワンストップ 代表取締役社長 高乗 正行
イベント・スケジュール
New Member's Greeting
ニッセイ・キャピタル(株)、イノベーティブ・シリコン・ジャパン(株)、(株)ウェル
オーク設備工業(株)、三井物産(株)、マッコーリー証券会社東京支店
Information
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志太 勤 シダックス株式会社:代表取締役会長
『e-連携フォーラム』:代表 |
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『”連携”で新たな展開を!』
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志太 勤(シダ ツトム)氏
| プロフィール |
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| 昭和9年 |
静岡県出身 |
| 昭和28年 |
静岡県立韮山高等学校 卒業 |
| 昭和34年 |
現シダックス株式
会社を創業 |
| 現在 |
シダックスグループの代表として、シダックス株式会社、シダックスフードサービス株式会社、シダックス・コミュニティー株式会社、エス・ロジックス株式会社、シダックスアイ株式会社、志田起業研究所など、シダックスグループ各社の代表取締役会長を務める
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先ず初めに、「e-連携フォーラム」に加入されました貴会の皆様を心から歓迎いたします。
「e-連携フォーラム」(正式名称は「e-連携新事業創出・中小企業経営者団体フォーラム」)は、中小・ベンチャー企業育成支援に志のある、各種支援団体・業界団体の緩やかなヨコの連合体で、昨年秋から活動を開始しています。 入会金、年会費ゼロ、現在月2回のメルマガ(無料)を発行しています。
活動の基本テーマは、「見つける」「つながる」「変える」の三つです。先ず、「見つける」では、新たな事業展開の糸口・ビジネスチャンスを発見していただくことを期待しています。
「つながる」では、既存の枠を超えたネットワークの広がりを期待しています。
最後の「変える」では、国や経済社会に対する政策提言・要望を行なって中小・ベンチャー企業成長発展のためのインフラ整備に努めます。
こうした三つの活動テーマに沿って、前述のメルマガ発行のほか、中小・ベンチャー施策、補助金・助成金制度等に関するセミナー、ビジネス(機能)マッチング、交流会などの諸活動を展開してまいります。 現在、加入団体は100を超えており、わが国最大の異業種・団体の交流組織となっています。 是非皆様方に積極的に参画いただき、IT時代に相応しい、ユニークな活動を展開してまいりたいと存じます。
さて、私はいまが新事業創出の好機とみています。小泉内閣が推進している規制改革・民間開放、特区、市場化テストなどの動き、あるいは新しい中小企業施策としてのいわゆる「新連携」の推進により、新たな事業展開の道は限りなく広がっているといっても過言ではありません。 前者つまり官業の民間開放等により、新たに50兆円の市場が期待できます。 後者、つまり「新連携」の推進は、企業間の連携のみならず、関係する中央省庁間の連携、取引銀行間の連携をも引き起こし、わが国経済社会の旧来の枠組みを大きく変革しつつあります。 加えて、LLP(有限責任事業組合)、信託法の改正などにより、事業展開の組織・方法がますます多様かつ弾力的になってまいります。 勝ち組となるかどうか、あとは中小・ベンチャー経営者の心構えと実行力次第です。 誰もが「変革期こそビジネスチャンス」と言いますが、実際に行動に移す人は少ない。
では、どうすれば勝ち組になれるか?そのために、経営者に必要となる要素は三つあると考えます。
一つは、「志力」です。私は青年時代に野球で挫折し、希望を失っていたとき、公園の管理人から「野球だけが人生ではない。商売をやったらどうか?」といわれ、新たな「志」を持てるようになりました。
二つ目は「計画力」です。事業を始めたばかりの頃、当時世界第二位の給食会社の会長から「行き先が決まらないで何でそこに到達できるか?」と経営者に不可欠な「計画」の大切さを学びました。
三つ目は、達成力(集中力と反復力)です。私は、事業上の恩師となる人から、「人間の能力はみな同じ。 10倍の成長を目指すなら20倍働け、一日24時間あるぞ」という大切な心構えを学びました。
勿論、何を事業として選ぶか、時代の流れ、風を読み、創意工夫することは大切です。 最近、アメリカのシリコンバレーで、改めて「創造性」が強調されています。 「アイデア・エコノミー」という言葉が脚光を浴びています。 技術に裏打ちされたアイデアが価値を生み出す時代です。
時代の先端を走る皆様の業界はまさにそうではないでしょうか。
ますますのご発展をお祈りいたします。是非、共に手を携えて、前進してまいりましょう。
「e-連携フォーラム」ホームページ http://www.e-renkei.jp/
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| 日本半導体ベンチャー協会誌 JASVAマガジン Vol.21 Winter.2006 |

JASVAマガジンVol.21 表紙
2006.Winter |
CONTENTS 第21号 Winter.2006
巻頭言
「すべてのカラー液晶にシリコン・チューナを」
栗原 良和 (株式会社ピクセラ:常務取締役 東京支社長
株式会社RfStream:代表取締役) 詳細
特別レポートT
「アナログ新時代とベンチャー企業および大学」(前編)
東京工業大学 大学院理工学研究科 教授 松澤 昭
特別レポートU
「みんなと同じことをやるのが嫌な人々」が集まった!!
〜JASVA設立5周年を振り返って〜(後編)
半導体産業新聞 編集長 泉谷 渉

●ベンチャーはこの技術で勝負する
第15回 「有限会社 リニアデザイン」
有限会社 リニアデザイン 代表取締役 山根 聡
VCからの手紙14
●株式公開の動向と
半導体ベンチャーの戦略に関する一考察
三菱UFJキャピタル株式会社 常務執行役員 詫磨 武裕
続々と始動する委員会活動
「産業政策研究委員会」がベンチャー環境の改善へ
〜不当な下請取引に対抗、泣き寝入りは許さない〜 JASVA事務局
New Member's Greeting
(株)エルテック、(株)エスケーエレクトロニクス、 MATプレロマ(株)
リード・ビジネス・インフォメーション(株)、 シーズシー(有)、(株)アーキテック
Information
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栗原 良和 株式会社ピクセラ:常務取締役東京支社長
株式会社RfStream:代表取締役 |
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『すべてのカラー液晶にシリコン・チューナを』
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栗原 良和(クリハラ ヨシガズ)氏
| プロフィール |
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| 昭和55年 |
京セラ株式会社入社 |
| 平成9年 |
株式会社ピクセラ
入社 営業企画部長 |
| 平成14年 |
株式会社ピクセラ
常務取締役 |
| 平成16年 |
株式会社ピクセラ
常務取締役
東京支社長
株式会社RfStream
代表取締役
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パーソナル・コンピュータにおけるCRTの進化と同様にして、モバイル機器の表示装置としての液晶は、単色のキャラクタ・ディスプレイからフル・カラー、フル・グラフィックスのディスプレイへと進化を遂げてきた。 特にここ数年は製造技術の進歩とともに、単位面積当たりの表示能力に対する価格の下落には、目を見張る勢いがあるように思える。
低価格、高精細、小型の液晶表示装置が出回るにつれて、表示するコンテンツも大きく変化をしてきた。 すなわち、モバイル機器本体の状況(ステータス)や演算結果を単色のキャラクタで表示する装置から、多色で文字情報を見やすくしたり、キャラクタの代わりに簡単なグラフィック・アイコンを表示したりという具合に進化し、最終的にはPCにおけるWindows
表示のように全ての結果をフル・カラー、フル・ビットマップのグラフィックスとして表示できるような環境が整った。
この進化の良い例がiPodではなかろうか。 初代のiPodでは、モノクロの液晶を使って
再生する楽曲の曲名やアーティスト、再生音量、再生位置などの情報を表示していたが、次の世代でカラー液晶を搭載し、楽曲の他にデジカメで撮影した静止画の再生を可能にし、さらに最新の機種では動画の再生も可能になった。
こうなってくると、液晶の役割は単に本体の演算結果を表示するだけにはとどまらず、
いろいろなコンテンツの表示をすることで、本体のそのものの付加価値を増すことできる
重要な位置を占めるに至った。 こうした付加価値の代表的なものが、TV視聴機能ではなかろうか。
弊社、(株)RfStreamでは、超小型、低消費電力、さらに、地上アナログ放送、地上デジタル放送の両放送を受信できるシリコン・チューナの開発を主な生業としているが、従来のディスクリート部品を組み合わせたカンチューナをシリコン・チューナに置き換えることにより、消費電力や体積が約5分の1程度(弊社のTW- 1000では、消費電力:250mW、サイズ:16×16×2.2mm)に圧縮できるので、今までは考えられなかった小型カラー液晶を装備するあらゆるモバイル機器に、テレビ視聴機能を付加できる可能性が出てきたのだ。
特に来年から実用放送の開始を予定している地上デジタルテレビのワンセグ放送や、
地上デジタルラジオ(ラジオといっても高精細な静止画や動画も高品質の音声と一緒に
放送される)の受信では、移動中でも安定的な受信性能が確保できるので、モバイル機器との相性はすこぶる良い物となる。
筆者はこの原稿を執筆中の2005年11月30日から12月1日まで、商用にて韓国のソウルを訪問する機会があったが、この出張中の12月1日に韓国ではDMBと呼ばれるモバイル機器向けのデジタル放送の本放送が開始された。 日本でも新聞やテレビでこの様子は伝えられているが、まさに上述してきたことがソウルでは既に始まっていた。
ポータブル・メディアプレイヤ、携帯電話、ノートPC、デジタルカメラなどにDMB受信機能が搭載されている現実を目の当たりにしたのだ。
「すべてのカラー液晶にシリコン・チューナを」が現実となりつつあることを実感したが、
この分野こそ半導体とFPDの組み合わせによる市場であり、JASVAの協会員の皆様に
とっても絶好の活躍の機会を秘めた分野であると確信している。
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